私たちが掲げるビジョンは、地方で暮らす人々の暮らしと心を豊かにすることです。そのために、我々はコンサルティング事業と木工事業の二つの柱を立てております。この二つの柱は、あくまで手段であり今後は、様々な分野へチャレンジし地域に貢献できればと考えています。
地方には、まだ見ぬ可能性と魅力がたくさんあります。各地の特産品や伝統、風土、人々の生活と繋がる地域資源がそこにはあるのです。我々の役割は、それらを見つけ、磨き、新たなビジネスモデルとして形にすることです。地方での暮らしをより豊かにする、その一端を担うことが私たちのコンサルティング事業の目指すところです。また、地方の魅力を国内外に広く伝えることで、地方と都市、また国内と海外との間で新たな価値の交流を生み出します。特に、国内の特産品と途上国の開発課題をマッチングさせることで、それぞれの課題解決と同時に新たな価値を生み出し、暮らしを豊かにすることを追求しています。私たちは、地域に寄り添い伴走する存在でありたいと考えています。
私は、吉野で生まれ育ち大学卒業後は、地元の地方自治体に奉職ししましたが、私たちが掲げるビジョンを実現するためには、公務員の立場でできることに限界を感じ2023年3月末で退職し株式会社B-Laboを立ち上げ自ら実行することを決意しました。公務員時代には、財政、企画、観光産業部門が長く、吉野の基幹産業である木材関連産業にも従事し、ベトナムでのODA事業にも取り組んでいた経験もあり吉野の基幹産業を何とかしたいとの思いから、地元の製材所様との連携による木工部門を立ち上げました。
我々の木工部門は、吉野材の振興と森林資源の有効活用を目指しています。伐採期を迎えた木が市場に出ることなく山にあふれるという現状に対し、先人が大切に育ててきた吉野材の魅力をより多くの人々に知ってもらうため、吉野材を使った商品の開発と販売を行っております。木のある暮らしは人々の心を豊かにします。吉野材の素晴らしさを世界に広めることで、吉野の林業を救い、持続可能な林業経済を創出することを目指しています。
これらの取り組みを通じて、私たちは地方で暮らす人々の暮らしと心を豊かにし、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。